バイオマスとは動植物から生まれた再生可能な有機性資源です。バイオマスを使うメリットとして、1、地球温暖化の防止 2、循環型社会の形成 3、戦略的産業の育成 4、農山魚村の活性化 が上げられます。シャルボンドリアードは最高品質の木炭と、樹齢100年以上のウェスタンレッドシダーオールドグロスを原料とした化学合成物質を一切使わない建築材料です。 木炭は平成20年10月1日より、地球温暖化防止に貢献するバイオマスエネルギーとして、経済産業省、環境省、農林水産省によって法案で位置づけられました(農林漁業有機物資源のバイオ燃料の原材料としての利用の促進に関する法律=通称:農林漁業バイオ燃料法)。木炭を燃料にすることは、ガスや電気を使用するよりも温室効果ガスの発生も少なく、二酸化炭素の吸収量の少ない老齢木を利用し、吸収量の多い若い木を増やして森を若返らせることにつながり、地球温暖化を抑制することに貢献しているのです。 炭を燃やせば二酸化炭素が排出されます。しかし、これに含まれる炭素は、炭の原料になる木や竹が生長する過程で光合成によって大気から吸収したものです。このため炭を燃焼させても全体から見れば大気中の二酸化炭素量は増加していないことになります。この性質を「カーボンニュートラル」といいます。 |
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地中熱は年間を通じてほぼ一定に保たれる地表から数メートルの地温と地表の温度差を利用するもので、日本中どこでも利用できるエネルギーです。東京を例に取ると、地温、地下水温度は約15℃、気温は夏に25〜35℃の間にあり、平均気温は30℃前後です。また冬の気温は0〜10℃で、平均気温は 5℃前後になります。夏の快適室温は25〜28℃、冬の快適室温は20〜23℃ですから、外気と地盤の間で熱交換することにより、冷暖房エネルギーの使用を画期的に減らすことができます。 また木炭の遠赤外線による温熱効果により冬はやんわり暖かく、調湿効果により夏は爽やかです。エアコンの風が苦手な方、体温調節機能低下が気になる方にはお奨めです。冷暖房器具の使用を減らし、ECOライフを促進します。 |
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木炭の大部分は炭素で出来ており、化学変化や、水分を吸着する事で形状が変化する事はありませんので、その効果は半永久的に持続します。 | |
シャルボンドリアードは周囲の湿度が高くなると水分を吸収し、低くなると放出する性質を持っています。湿気のこもりやすい床下等に敷設することで床下の環境を改善し、木材の腐朽やを防ぐ事ができます。 | |
シャルボンドリアードにはアンモニアのような悪臭の原因となる物質や、ホルムアルデヒド、トルエンなどのシックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物を吸着する性質があります。また木炭だけでは補えない抗殺菌性、抗ダニ活性、抗活性成分も含まれています。 | |
シャルボンドリアードの主原料である木炭は、床下の湿気を吸着するとともに乾燥時には吸い取った湿気を放出して年間を通じて適度な湿度を保ちます。炭の原料となる木の内部には、根から吸い上げた水や養分をすみずみに行き渡らせるための管があります。木を炭にすると水分やその他の成分が抜けて、3
分の1ほどの大きさに縮んでしまいます。内部の管も同じように縮んで小さな穴が無数にできます。臭いや湿気はこれらの穴の中に取り込まれます。 また、地中に炭を埋めて磁場を整える炭素埋炭という工法があります。炭素埋炭は楢崎皐月博士(明治32年〜昭和49年)の静電三法にもとづくもので、劣性生育地に穴を掘り木炭を埋めることで電子を与えることにより、地表の電子密度を高くし、還元力を増して生命の活性化を促進するというものです。 |